JCCA-2017 ミニシンポジウム
   幾何学的・トポロジー的組合せ論
場所: 熊本大学
日時: 2017年8月19日(土) 9:10~12:30
世話人: 東谷 章弘(京都産業大学) 村井 聡(大阪大学)
講演予定者

岡崎亮太(福岡教育大学)
辻栄周平(北海道大学)
八森正泰(筑波大学)
宮田洋行(群馬大学)


プログラム

8月19日(土曜日)

講演時間 講演者 タイトル
9:10~9:50 岡崎亮太 アフィン有向マトロイドへの誘い
10:00~10:40  辻栄周平 符号付きグラフに付随する超平面配置の自由性
11:00~11:40 宮田洋行 有向マトロイドの幾何的・トポロジー的表現について
11:50~12:30 八森正泰 Nonpureな単体的複体におけるマトロイド構造の考察

アブストラクト

岡崎亮太(福岡教育大学)
タイトル: アフィン有向マトロイドへの誘い
アブストラクト: アフィン有向マトロイドについて,アフィン超平面配置を中心に概説し,関連する予想や問題,講演者と関西大の柳川氏による結果の紹介等を行う.


辻栄周平(北海道大学)
タイトル: 符号付きグラフに付随する超平面配置の自由性
アブストラクト: Weyl群の鏡映面からなる超平面配置をWeyl配置という.A型のWeyl配置の部分配置はグラフ配置として知られ,その自由性はグラフの性質によって特徴づけられる.B型のWeyl配置の部分配置は符号付きグラフに対応する. 本講演では,この配置の自由性をある条件の下で特徴づける. 本研究は北海道大学の陶山大輔氏とMichele Torielli氏との共同研究である.


八森正泰(筑波大学)
タイトル: Nonpureな単体的複体におけるマトロイド構造の考察
アブストラクト: マトロイドの独立集合族は単体的複体の構造を持ち、マトロイド複体という名前でよく知られている。本発表では、nonpureな単体的複体においてマトロイド複体に準じるものを定義し、その性質を調べることを試みる。


宮田洋行(群馬大学)
タイトル: 有向マトロイドの幾何的・トポロジー的表現について
アブストラクト: 有向マトロイドのトポロジー的表現定理は、有向マトロイドの理論で中心的役割を果たすものである。本発表では、有向マトロイドのトポロジー的表現定理を紹介した後、いくつかのクラスで、従来のトポロジー的表現定理より低い次元の幾何的表現を与えられることを紹介する。


アクセス

JCCA2017のホームページをご覧下さい。


問い合わせ先

村井 聡
大阪大学大学院情報科学研究科
e-mail: s-murai ( A T ) ist.osaka-u.ac.jp